rakuya
ABOUT US

農家民宿 楽屋について

哲学その1

無理のない自給 →  感謝の生活

「無理のない自給」をテーマにした農家民宿です。

身の回りを見渡すと、自分で作ったものなんてほとんどありません。それどころか、どこで作られてどこから来たのかわかるものだってほとんどありません。実はなんだか知らないものに囲まれて僕らは生きている気がします。現代の自給の欲求って、そんな中で、自分の手で何かやることで、生きている身体的実感を得たいという欲求なのだと思います。

だから、仙人のように人里離れた所で、全部自分でやる必要はないと思います(現代社会では、ちょっと難しいですしね)。自分の生きている感覚を感じられる「無理のない自給」が良いのかなと思うのです。



そして、その「無理のない自給」の先にあるものはきっと「感謝」なのだと思います。畑で食物を自分で作ってみると、長い期間にとても手をかけてやっと野菜ができることが分かります。卵だって、毎日(本当に毎日365日です)鶏のお世話を愛情をもってやって手に入ることが分かります。棚一つだって、水道の水だって、ガスコンロの火だって、自分でやると、とても沢山のプロセスを経て自分に来てくれていることがわかります。幸せな人生って、きっと「感謝」を感じている人生なのかなと思います。沢山のお金も、大きなお家も、格好良い車も、嬉しさや楽しさ、それによる「感謝」が感じられないとただのモノですよね。それと、人間は二つのことを同時にできないので「感謝」をしながら「不幸」になることはできないのだそうです。

自給の幅を広げることは「感謝」の実感を広げることでもあると思います。「無理のない自給」を皆さんが自分の範囲でやってみることで「感謝」と「幸せ」の気分が広がっていけばいいなと思っています。農家民宿 楽屋はそのお手伝いができればと考えています。

哲学その2

  開かれた自給  →   共生と循環

 ありがたいことに、楽屋は色々な方々に関わって頂いて、活動を続けてくることができました。
 宿にご宿泊して頂いて、この地域に移住して下さった方々もいらっしゃいますし、都市から畑に通って下さる方々もいます。
 メディアに取り上げて頂く機会もありまして、遠方から来て下さる場合もありますし、町や県、国の冊子などの媒体にも取り上げてもらったりもして頂きました。非常にありがたいことです。
 地域の役員をしたり、地主さんと立ち話をしたり、いつの間にか地元に根っこも張れてきたことを感じますし、
 東京にあるスクールで講師をやらせて頂いたり、移住セミナーでお話をさせて頂いたり、都内のアンテナショップに地域の農産物を運んでくださる方とコラボしたりと外向きの活動も増えてきました。
 そうした中で、自分達の活動を見直してみると、自給という、ともすると内向きにもなりがちな取り組みが、意外にも外向きの様相をもって行われていることに気がつきました。
 実はそれはある記者さんが、「あなた達の自給は開かれた自給だね」と言って下さった言葉で気づいたことです。



 そうして改めて考えてみると、自給という活動もコミニティというものを無視してできるものではないということを感じます。
 昔のように、物理的な地域(地面といってもいいかもしれません)を基にした密集したコミニティから、通信や移動が革命的に進化した現代でさえも、我々が人間という生き物である以上、人と人の繋がりを基盤として我々は生きているのだなぁと改めて感じたわけです。
 そうやって、人との関わりを意識して、考え直してみると、現代は、技術の進化により、価値観や方向性が合う人達と時空の隔たりを超えて繋がることができるし、すでに繋がりつつあると思います。
 楽屋はそうした繋がりの意識の枠を広げて、田舎と都市、様々な地域、人の活動の様々なプロセス全体の、共生と循環の自給的サイクルを作ることを皆さんとしたいと考えました。
 我々の里山も畑のあなたの故郷であり、都市の文化や技術も自然の中で楽しめる。自分の関わった野菜達を当たり前のように、日常食べることができ、その自然の恩恵に実感を持った感謝を感じる。
 そういった皆さんと、繋がった「開かれた自給」を作っていきたいと考えています。

記事URLをコピーしました