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農家民宿 楽屋について

「無理のない自給」をテーマにした農家民宿です。

身の回りを見渡すと、自分で作ったものなんてほとんどありません。それどころか、どこで作られてどこから来たのかわかるものだってほとんどありません。実はなんだか知らないものに囲まれて僕らは生きている気がします。現代の自給の欲求って、そんな中で、自分の手で何かやることで、生きている身体的実感を得たいという欲求なのだと思います。

だから、仙人のように人里離れた所で、全部自分でやる必要はないと思います(現代社会では、ちょっと難しいですしね)。自分の生きている感覚を感じられる「無理のない自給」が良いのかなと思うのです。



そして、その「無理のない自給」の先にあるものはきっと「感謝」なのだと思います。畑で食物を自分で作ってみると、長い期間にとても手をかけてやっと野菜ができることが分かります。卵だって、毎日(本当に毎日365日です)鶏のお世話を愛情をもってやって手に入ることが分かります。棚一つだって、水道の水だって、ガスコンロの火だって、自分でやると、とても沢山のプロセスを経て自分に来てくれていることがわかります。幸せな人生って、きっと「感謝」を感じている人生なのかなと思います。沢山のお金も、大きなお家も、格好良い車も、嬉しさや楽しさ、それによる「感謝」が感じられないとただのモノですよね。それと、人間は二つのことを同時にできないので「感謝」をしながら「不幸」になることはできないのだそうです。

自給の幅を広げることは「感謝」の実感を広げることでもあると思います。「無理のない自給」を皆さんが自分の範囲でやってみることで「感謝」と「幸せ」の気分が広がっていけばいいなと思っています。農家民宿 楽屋はそのお手伝いができればと考えています。

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